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国家公務員からコンサルへの転職! もう一度「やりたいこと」を見つめ直し、自分だけのキャリアをデザインした話

Izulの門を叩く求職者は、さまざま経歴をお持ちの方がいます。今回お話を伺ったのは、国家公務員として働き、この春コンサルへの道を選んだNさん。安定性のある国家公務員ですが、Nさんは「大事にしていたのは安定じゃなかった」と転職を振り返ります。

なぜNさんはコンサルへの道を選んだのか、Nさんと担当コンサルタント西本に聞いてみました!


志望したのは「安定」ではなく「こうありたい」。それを叶えるための転職

Nさん、改めてよろしくお願いします! 経歴を見てちょっとびっくりしてしまいました。国家公務員時代は、どんなお仕事をされていたのでしょうか?大企業ですね。お仕事内容を教えていただけますか?

Nさん:法務省で、出入国移民や難民に関する仕事を受け持っていました。例えば、日本に移民・難民として入国する方に対し、どのような福祉を提供するべきかや、入国する方に対しての公安業務などが主な業務です。

もともと外国語が得意で、大学も外国語学部を選択。海外の制度がどうなっているのかや、日本の国を支えるためにどう働いていくべきかを考えた時、「国家公務員なら海外とのパイプ役を担えるのではないか」と考え、国家公務員への道を選びました。

西本:この経歴を聞いたとき、私も「すごい人が来たな」と(笑)。転職期間中も「国会の会期が迫っているので、ここは忙しいんです……」など、私たちの働き方とはまた違った単語が出てくるんです。

―国会の会期は忙しい……。一般企業に勤める人からは出てこない言葉ですね。「国家公務員」と聞くと真っ先に「安定」という単語が浮かんでくるのですが、ここを手放してまで転職しようと思われたのはなぜなのでしょうか?

Nさん:もともと、「安定性」は国家公務員になるための志望理由ではありませんでした。あくまでも「自分の力を活かしてできる仕事」を探し、国家公務員を選んだつもりです。

法務省には3年間勤めましたが、国家公務員って想像よりはるかに忙しいんですよね。目の前にあるタスクを片付けるだけで就業時間が終わっている……いや、残業もほぼほぼマスト状態でした。そんな状態では「本当はこうしたい」とプラスアルファの意見も言いづらいし、言ったところで「じゃあ誰がやるんだ」となってしまいます。

仕事が大きいからこそ、硬直性があることに疑問を感じ、もう少し「課題を解決できる仕事がしたい」と思うようになりました。

 西本:NさんはIzulに連絡をくださった当初から「コンサルに行きたいんです」とおっしゃっていましたね。

Nさん:はい、国家公務員として仕事をしていくなかで、特定の分野に絞ってやっていくのも面白いなと思ったんです。前職では、コンサル業者の力を借りて課題を解決することも多々ありました。そういったコンサルの方々って、思った以上に深い知見を持っていて。私も知見を吸収できる環境に行って、社会課題を解決していきたいと思うようになったんです。

だから西本さんとの初めての面談時に、西本さんもコンサル出身と聞いて少し安心したのを覚えています(笑)

―軸が最初からブレなかった転職活動だったのですね! 西本との面談はどのようなことをお話されたのでしょうか?

西本:転職を希望される方って「どこに行きたいかはまだ決まっていないけど、とにかく転職がしたい」とエージェントを探される方が多いんです。なので自己分析をしつつ、自分の軸を作って、希望する業界を決めて……と進めるのが普通なのですが、Nさんはもう「なにがなんでもコンサル!」という感じでしたから(笑)

私自身も初めてお話をしたときに「コンサルっぽいな」と直感した部分もありました。なので、どこに行きたいのかを一緒に考えるというよりは、「どのコンサルに進むべきか」を中心にお話していきましたね。

Nさん:先ほどもありましたが、転職活動を初めて数週間後には国会の会期も迫っていました。短期決戦をお願いし、西本さんには「Nさんが行くべきコンサルはここだと思う」という候補を出してもらって。

西本:そうそう、Nさんであれば、前職の経験と、お持ちの軸がブレない公共系のコンサルが向いているんじゃないかなと。また、セカンドキャリアとしてのコンサルを選ぶなら、より可能性が広げられる大手コンサルがいいな……と考えた時、ご提示できるコンサル企業はある程度決まっていましたね。

Nさん:出していただいたリストから、自分が興味を持てた企業を選び、判断に迷うところや、具体的なイメージがわかない企業は西本さんに積極的に質問するようにしていました。

面接時に気を付けた「どう伝えるか」

―軸が最初からブレなかった転職活動だったのですね! 西本との面談はどのようなことをお話されたのでしょうか?

西本:国家公務員に限らず、公務員の職務履歴書や面接対策って難しいなと思うんです。民間の仕事と、あまりに業務内容が乖離していて、「こういうことをやってきました」と事実だけを伝えても、面接官には響かないことが多いんです。だから、仕事という抽象化したものに対し、Nさんがどんな課題感を持ち、業務を遂行してきたかをしっかり書類に落とし込み、話せるようにしてもらいましたね。

Nさん:私自身初めての転職でしたし、職務履歴書や自己PRを書くのは新卒の時以来ぶり。新卒の時は主観的なものでしかなかったのが、今回は「相手の求めている職務履歴書や面接の答え」を用意できました。この点は本当に西本さんにお願いしてよかった、と思えた部分でしたね。

―先ほども少しお話がありましたが、国会の会期があったり、ただでさえ毎日の業務が忙しかったりと、面談に時間を割くのも難しかったのではないでしょうか……?

Nさん:正直、Izul以外だったらこの転職は難しかったかも……(笑)。西本さんには夜遅くにご対応いただくことが多く、助かりました。

西本:私自身、23時までは稼働時間。だから22時の枠が最後の面談枠なのですが、その22時の枠はほぼNさんで押さえていましたね(笑)※。忙しいなかでも時間を割いてくださるNさんに少しでも応えたいと思って。特に面談では、ケース面接を数こなしてもらいました。本番で慌てないよう、いろんな質問を出しては考えてもらうことを続けていましたね。

※Izulのコンサルタントはフルフレックス就業のため

本来やりたかった目標に向け、もっと貢献していきたい

―今日こちらのインタビューは、入社式当日に行わせていただきました。1日目を終えてみて、いかがでしたか?

Nさん:まだ1日ですが、改めて「転職してよかった」と感じています。今日は研修があって、プレテストもありました。チャレンジングな環境だなと思うと同時に、「若手を育てよう」という社風に安心感を感じています。

環境が整っていて情報も多くて、正直キャッチアップしていくだけで結構疲れましたが(笑)、その疲労感さえも楽しめました。今後はスマートシティやインフラに関わる業務に就く予定で、国家公務員のときから変わらない「頑張ろうと思う人が頑張れる社会づくり」にもっと貢献していきたいと思っています!

西本:Nさんがどんなコンサルタントになるか、とても楽しみです! 自分の成長にフォーカスして、クライアントにたくさん価値提供ができるような人になれると信じています。頑張ってください!