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「転職活動中に成長できるとは思わなかった」自分の”得意”以外にも目を向けたリクルートへの転職支援

「もし、今度自分の周りにいる大切な人が転職を迷っていたら、必ずIzulを紹介したいと思っています。”転職”について教えてもらったというよりも、”人生の指針が明確になった”というほうが正しいです」。

そう話し始めてくれたのは、この春から旧リクルート住まいカンパニーGE社員として新しいキャリアをスタートさせたNさん。初めての転職を考えたきっかけは「このままでいいのかな」という自身のキャリアへの悩みだったといいます。今回はNさんと担当コンサルタント中田に、Nさんのキャリア形成と、転職支援について伺いました!


居心地のいい前職に「甘えてしまっていないか?」と感じ、転職を決意

―Nさん、どうぞよろしくお願いいたします! Nさんと中田さんの出会いは、大学時代までさかのぼると伺いました。そのあたりを詳しくうかがえますでしょうか?

Nさん:私は東北の大学でラクロス部に所属していまして、その部に私が所属する前、中田さんがコーチとして指導をなさっていました。私は直接コーチと選手という間柄ではなかったのですが、当時はラクロスのコーチとして以外にも部員たちのキャリアの話を積極的に聞いてくださっていたのだと聞きます。部員たちから「進路相談するなら中田さん」というイメージがあったんです(笑) その後私が就職を考える時期に、中田さんが外部講師のような形で部に招かれたことがファーストコンタクトです。

―まさかの大学の部活の元コーチと部員という関係……!? Nさんは当時から個人的に中田さんにキャリアの相談をされていたのでしょうか。

Nさん:うーん、私自身当時は新卒の軸が結構定まっていて、ガッツリ相談したという感じではないです。新卒ではSNSマーケの企業に営業として入社しました。ビジネスパーソンとして成長するために、まずは営業を経験してみたかったことと、無形商材を扱ってみたかったことが主な理由です。当時SNSは今後確実に伸びていくなと思っていましたし、その点で迷いはあまりなかったですね。

―なるほど、そこでなぜ転職を考えられたのでしょうか?

Nさん:私は新卒企業に丸4年所属していました。最初の2年はクラウドサービスの営業、3年目からは新規営業と、チームマネジメントも経験させてもらって……業務を一周できたなという印象があったんですね。「やっと一周か」と思うと同時に「キャリアとしてこのまま営業をしていくだけでいいのかな」という考えがふと浮かんできたんです。前職は周りの人にも恵まれていて、心理的にも安全でしたし、居心地もよかった。でも「それに甘えすぎてしまっていないか?」と。モヤモヤが募るうちに「そうだ中田さんに相談してみよう!」と中田さんと連絡を取りました。

中田:連絡が来たときはうれしかったですね。なんせ大学時代から彼のことを知っているわけですから(笑)彼の話を聞いていくうちに、彼は「できる範囲を増やしたい」んだなと思いました。もっともっと成長をして、できることを増やして、レベル感を上げていきたいんだと。そう考えたとき、今の会社ではそれを叶えることが難しいのかなと思ったんです。20代というパワーのあるこの時間をもっと有意義に使うためには、環境を変えるのも1つの手かなと。

Nさん:中田さんとはよく話していたのですが、「弱小校のエース」で終わりたくないよねと。決して前職のことを「弱小校」と言っているわけではなく、外の世界を知らないまま、「エース」として君臨し続けるのは違うよねという話をよくしていたんです。

中田:できることなら、もっと未来に向かってレベル感を上げて、強豪校のエースまで登り詰めてほしいなって思いました。結局「転職する・しない」の最終決定はNさん自身がすべきことですが、Nさん自身が「転職したいので、中田さん色々教えてください!」と結論を出し、私が支援をすることになりました。

面接対策は50回以上! 「今のままじゃ通用しない」と気づいた

―中田さんとの面談では、どんなことを話したのでしょうか?

Nさん:小学生くらいのことからどんどん自分のことを聞いてくださって、新卒での就活のことや企業に入ってからのことなどを、とことん洗い出すことから始まりました。正直「そこから聞かれるの!?」と思うこともお話したり。でも振り返ってみると、「幼いときのあの経験が今でも続いているのかもしれない」という、自分でも気づいていなかった発見があって楽しかったですね。

中田:自己分析って、自分ひとりでできることかと言われたらそうじゃないと思っているんですよね。「Nさんは気づいていないかもだけど、こことここって線がつながっているんじゃない?」という気づきをどんどんしていくことによって、「将来はこうなりたい、そのためにはこうしたい」が見つかると思うんです。

Nさん:中田さんのおっしゃるとおりで、新卒のときの自己分析とは色々違う部分もありました。新卒時の自己分析って「キラキラ」があるというか(笑)。自分のよいところにスポットを当てて、それをアピールしていくものだと思っていたんですが、今回は自分が実は振り返りたくないと思っているような過去まで振り返りました。そのおかげで自分をよりはっきりと知れて、キャリアについてはじめて「こんな方向に行きたい」と思えるようになったんです。

―振り返りたくない過去まで……。でも、自分ひとりでやっていたらきっと振り返らない部分ですよね。その後は面接対策などもあったかと思いますが……。

Nさん:私、面接対策を50回やってもらいました(笑)

―50回!?

Nさん:はい、最初面接対策ってなにをするかもイマイチわかっていなかったんですが、はじめの1回で「やばい」となって。自分が考えていることが全然言葉にできなかったり、数字の話ができなかったり。このあたりは中田さんにも厳しく指導してもらえるようにお願いしましたね。

中田:今の発言からもわかるように、私はNさんのことを「ポジティブ人間だけど、危機感も強い人」だと思っています。でも、面接官もプロです。ただポジティブなだけで中身が伴っていなければ難しい。だからこそ、「胸を張って外で戦っていけるビジネス力」をここでもつけていこうとお話しました。

Nさん:これもびっくりしたことなのですが、私自身は転職活動の中で人間的にとても成長したと思えているんです。私の転職活動期間は約半年。最初と最後じゃ、たぶん人間が違うくらいに成長しているんですよね。

―たしかにこのインタビューでもそうなのですが、Nさんはとてもお話が上手いなと思っていました。これは最初から持っていたスキルではないということなのでしょうか……?

中田:「話が上手い」って、話の中身がないと感じないことだと思うんです。Nさんは話の中身を整理するために、とにかく面談練習を重ねたという感じです。Nさんの持ち前の明るさだけでこれまで上手くいってしまっていた部分があるだけに、「それじゃ通用しないよ」と伝えるのは私も勇気がいることでした。

Nさん:ビジネスで問われているのは「話しやすいか」じゃなくて「戦力になるか、今後成長するか」。それに気づけただけでもとんでもない成長だと思います。あと、中田さんって今もたくさんの求職者を担当していると思うんですが、私のためにめちゃくちゃ時間を使ってくれたんですよ。50回も面談を組んでくださることもそうですし、12月30日という、年末ゆっくりしたいであろう時にも面談を組んでいただきました。それだけ「一緒に転職がんばろう」と隣で言ってくれる感じがして、とてもうれしかったし心強かったですね。

転職活動を始めた当初、イメージしていなかった企業への転職に期待

―転職後の今、転職してよかったと思いますか?

Nさん:よかったとおもっています! 転職期間の中で自分自身の成長ができたことや、目指すべき方向性が見つかったのはもちろんですが、「転職しよう」と考え始めた当時の自分ではイメージしていなかったような企業のポジションに内定をいただきました。今ではこのポジションに内定をもらえて本当によかったと思っていますし、今はとにかく新しい環境に行けることにワクワクしています。前職とはまた違った人とも出会えそうですし、さらに自分自身の成長にもつなげていきたいです。

中田:実は、今回Nさんにご紹介した「旧リクルート住まいカンパニー」は私自身の前職でもあるんです。彼が活躍してくれたら、当時の同僚たちに「私が彼を支援しました!」って言えますね(笑)。それはさておき、彼は人間関係で戦っていくのがこれまでも得意でした。これからはそれだけでは戦っていけません。さらに彼のビジネス力の向上に、期待しています! 転職後もいつでもフォローするので、連絡してくださいね。

Nさん:ありがとうございます! 今後はコンサルタントと求職者ではなく、社会人の先輩としてぜひ相談に乗ってほしいです!!