「教育の分野で未来を支えていきたい」。想いを叶えるための伴走支援
日本を代表する大手企業にて、医療機器営業として働いていたYさん。転職のきっかけは、新卒2年目の時に受けた講習の「あんな講師になれたらいいな」だったといいます。
担当コンサルタントの齊藤は、「軸がしっかりしていたからこそ、未来に向けて二人三脚で走っていけた」とご支援を振り返ります。二人がたどり着いた「未来」とは……? Yさんと担当コンサルタント齊藤に聞いてみました!
新卒2年目からブレなかった「こんな人になりたい」の像。転職に踏み切ったきっかけは「やり切ったから」
―さっそくですが、前職のお仕事内容を伺ってもよろしいでしょうか?
Yさん:医療系の営業職で、主に人工関節やインプラントといった医療機器を医師や病院に対して営業していました。といってもただ「売る」だけが仕事というわけではなく、オペ前後の打ち合わせやオペ立ち合い、アフターケアに至るまで、幅広くサポートしていくのが仕事でしたね。
齊藤:初めてお話を聞いた時も、前向きに仕事に取り組んでいる様子が伝わってきて、Yさん自身がすごくやりがいを感じているとおっしゃっていましたよね!
Yさん:そうですね、営業マンってやっぱり「数字」があるからこそ達成するやりがいがあると思いますし、実際達成できたときはうれしいんですよね。あとは医療のプロやお医者さんとの関係構築が仕事でしたから、「プロから認められるうれしさ」はありました。お医者さんから「Yさん、次もよろしくね」なんて言われたらやっぱりうれしいですよね(笑)
―それほどやりがいを感じていたにも関わらず、転職を決意されたのはなぜなのでしょうか?
Yさん:根本をたどると、きっかけは新卒2年目のころまでさかのぼります。そのころ、若手を対象とした研修を会社が開催していて、それを受講したんです。その研修の講師がとても面白い講座をしてくれる方で、なおかつわかりやすい。習ったことを実践するうちに、自分の仕事の数字にも変化がでてきて……。「講師、めっちゃカッコイイな」って思ったんですよ(笑)
―自分の仕事に直接的な変化をもたらしてくれる講習、すごく気になりますし、講師の方をカッコイイと思う気持ちもわかります……!
Yさん:「誰かに教える」ということは、自分の身近にいる人に対して変化をもたらせるんだと感じた瞬間でした。私自身、自分の影響で身近な人に対して変化をもたらせることってモチベーションがあがるなと考えていましたし、そこで「ゆくゆくは転職を考えたいな」と思い始めましたね。
齊藤:転職を考え始めたのは社会人としてだいぶ初期のほう。でも本格的に転職活動を始めたのはだいぶ経ってから(Yさんの場合社会人7年目での転職活動)でしたよね。
Yさん:転職したいなとは思っていましたが、当時私は新卒2年目。まだまだ社会のことを知らないですし、自分の社会的価値もわかっていませんでした。新卒の会社でやっていることに対してもやりがいを感じていましたし、じゃあある程度やり切って、実績も出せたら転職しよう、と思っていたんです。
齊藤:その考えに至れるYさん、すごいです! 第二新卒という選択肢ももちろんありますが、自分をステップアップさせていこうと考えると、やっぱり実績って必要だと思うんですよね。とてもいいタイミングで転職に踏み切ったんだなと感心させられます!
「Izulだから助かった」。その理由
―Izulに転職を相談しようと思ったきっかけは何でしたか?
Yさん:私の大学の先輩に、人事をしている方がいまして、その方が「Izul、いいよ~」って教えてくれたんです。その方はIzulの社員ではありませんが、Izulのやり方にとても共感している方らしく……。人事をやっている先輩が進めてくれるなら、と連絡をとってみました。
齊藤:Izulって、Izul経由の転職者や知り合い伝いにご紹介をいただくことが本当に多いんですよね(笑)。ありがたい限りです!
―率直に、Izulでのご支援はいかがでしたか……?
Yさん:私は初めての転職ですし、Izul以外の転職エージェントのやり方も知りませんが、「ここまでやってくれるのってIzulだからこそなんだろうな」ということはわかりますね(笑)。
面談し始めた最初のほうは、とにかく自己分析。なぜ転職するのか、なぜ今の会社を辞めるのか、自分のキャリアについてまで、齊藤さんはパワポやイメージをたくさん使って説明してくださいましたね。
齊藤:そうでしたね。自己分析もそうですが、自分のキャリアの軸ってどこなのかや、最低限譲れないライン、Yさんの場合「教育系に行きたい」というご希望がありましたが、「教育系にもたくさん種類はありますし、最終的にたどり着くために別業界を挟むというルートもあるよ」などなど……。いろんな選択肢をご説明しましたね。
Yさん:新卒での就職活動では絶対やらないレベルの自己分析ができ、客観的に自分を見つめることができたのは、今の自分のキャリアにおいてもとても活かせている部分ですね! 実際に企業の面接に進むまで、齊藤さんとは15回くらい面談を組んでもらったような気がしますし、自分の価値観をもとにしたキャリア設計を考えられたのはありがたかったです。
―15回!? 前職はとてもお忙しそうでしたし、そんな時間はどこに……。
Yさん:そうですよね(笑)。これ、本当にIzulでよかったなと思っていることのひとつなのですが、齊藤さんがすごく時間の配慮をしてくださって。前職時代では帰宅時間が20時や21時とだいぶ遅かったのですが、それ以降で毎回面談時間を組んでもらっていました。
齊藤:だいたいスタートは21時過ぎからでしたね(笑)。Izulのメンバーはみんな時間の融通が効きやすいほうだと思います。
Yさん:めちゃくちゃありがたかったです(笑)。前職では昼休憩の時間等も固定ではなかったですし、仕事に穴を空けることなく夜に集中して取り組めたのは、結果的に短期決戦にもつながったと思っています。
―短期決戦というと、エントリーした企業数も少なかったのでしょうか?
齊藤:特に軸を絞ってからは闇雲にエントリーをするのではなく、希望順位が高い企業に絞ってご提案、エントリーをしていましたね。そもそもお時間がない方に対して、「たくさんエントリーしましょう!」は酷ですもん……(笑)
Yさん:それも本当に助かったポイントです! 何社も受けて受かったところに行く、というよりは、本当に行きたいところに絞ってエントリーできたので、面接に対しても真剣に取り組めましたし。
あともう一つ心に残っているエピソードがあって。私は結果2社から内定をいただけたのですが、先に出た1社の内定の回答期限を、齊藤さんの尽力のおかげで延ばしていただいて……。まだ選考が進んでいるもう1社に関しては、最速で面接を組んでいただき、1次面接から、2次面接、3次面接まで1週間という脅威のスピードでセッティングいただきましたよね!本当に感謝しています。
齊藤:覚えてくださってる!(笑)。「期間」という縛りに振り回されず、納得感を持って選択していただきたかったんです。その過程が、入社後も自分の糧になるので、ここはこだわって頑張りました。
Yさん:ありがたい限りです……! おかげで最後は選んで意思決定することができて、とても納得のできる転職ができました!
夢を叶え、「講師」としても活躍中
―転職後の今、転職してよかったと思いますか?
Yさん:よかったです! 現在入社2年目になるところですが、まだまだ大変なことはあれど、自分がやりたかったことができている実感がありますね。現在は教育系の仕事でコンサルタントとしての役割と、研修講師としての役割を引き受けています。自分の経験・強みを活かせるコンサルタントの仕事と、夢だった講師の仕事を同時に叶えられました。
前職を続けていたらきっと得られていなかった経験ができていますし、自分のキャリアとしてもステップアップできていますね。もし、今前職の同じポジションに行っても、前職時代より活躍できる自信があります!
―新卒2年目で「やってみたい」と思ったことを叶えたYさん、すごいです! 最後に、今後Yさんがやってみたいことや、お持ちのキャリアビジョンがあれば教えてください。
Yさん:講師の仕事はずっと続けたいなと思っているのですが、今は採用という仕事が気になっています。研修講師としていろんな会社を見ているからかもしれませんが、社内にどんな人材を採用すれば組織が形成できるのかなど、別の視点から会社作りがしてみたいですね。
そのためにも今の会社でもっと学んでいきたいですし、また「やり切った」と思える日がきたらIzulさんの扉を叩いているかもしれません(笑)。
齊藤:いろんなキャリアパスを持っているYさんだからこその目線だと思います! 今後のご活躍も応援しています!
ーありがとうございました!