これからの転職は「社会と自分とのWIN-WINの関係」が必須!ありたい姿を実現し、自分が満足のいくキャリアを築くためにはどうすればいいの?
みんな元気?キャリアの先輩、パイセンやで!
パイセンは普段、みんなのキャリア相談や転職のお悩みにのってるんやけども、今日は、就職を考える上で必要な「キャリアのお話」をしていくで!
そこまで深く考える必要があるの?と思う人もおるかもしれん。
簡単に説明していくと、これまでの時代の転職は、1回で全ての転職を成功させることを「よし」としてきたんや。それは終身雇用の時代、1つの会社に入社すれば生涯安泰、という考え方から生まれているものなんやけど、今の時代は変わってきてる。
考えてみてほしいんやけど、現代に、1回入社して老後まで安泰だな〜と思える会社ってあんまりないんとちゃうかな?
最低でもみんな1回〜2回は転職を考えたり、この会社で何年働けるやろう…って考えてたりするんとちゃう?
それなら、どんどん自分のできることを増やしたり、なりたい自分になるために、転職をすることで、自分のキャリアをつくっていくことが大事になるんよ。
これが、つまりは「自分の市場価値を最大化していくこと」につながるんやね。
自分の市場価値を最大化するためには?
じゃあ、その「自分の市場価値を最大化する」ために必要なことはなんやろうか💡
今日はその話をしていくで。
まず、前回の記事で、自分のモチベーションや、自分の“ありたい姿”を知るための「自己理解」の大切さを説いた。
ただ、自己理解ができて「自分のありたい姿」を思い描けても、それは自分の一方的な「思い」にしか過ぎない。そうやろ?
そこから、どう転職や仕事に結びつけるのかといったら、それはズバリ「世の中に必要とされていること」を知ることなんや。
ありたい姿を描いたら、次はそれが「社会(世の中)」にとってどう役立つことができるのか、を考える必要がある。
それが、「社会に必要とされることを知る」という次のステップなんや。
「社会に必要とされていること」を知るために、仕事の棚卸しをしよう
社会に必要とされていることを知るためには、まず「今の自分が何ができるのか」をきちんと整理して、人に話せるレベルまでもっていかなあかん。
そのために、“これまで自分がしてきた仕事を一度整理し、分解して、再構築すること”が大切になってくる。パイセンはこれを「仕事の棚卸し」と読んでるで💡
ステップ1:自分の仕事を把握する
まず、君たちは自分の仕事を把握できてるやろか?
「いや、ちゃんと毎日営業してます……。」
「上司に言われた課題はクリアしてるけど……。」
いやいや、そうやなくて。
君たちが、自分でやっている仕事と、上司に指示されてやらされている仕事は、同じ“仕事”でも、実はぜんぜん違うものなんや。
【やらされている仕事とは…】
○上司に指示されてそれ通りやっている仕事
○何も考えずにできてしまう仕事
【自分でやっている仕事とは…】
○自分でどうすればもっとよくなるだろうと考えられて行っている仕事
○頭を使って、毎日PDCAを回しながらやっている仕事
まずは自分の与えられた仕事の中で、“自分でやっている仕事”はなにか?
洗い出すところからはじめてみよ!
ステップ2:仕事の深堀り
ステップ1が難しい…という人。大丈夫やで。仕事の深堀りからヒントをもらっていこう。
仕事の深堀りは、ざっくりいうと、ステップ1で出した「自分でやった仕事」の中から、さらに細かくやったことを細分化していく過程になる。
具体例を上げながら説明してみるから、参考にしてみてや。
例えば君が「営業職」に就いていて、営業の中でいっぱい電話かけて商品を売ったとしよう。
このとき、ステップ1の段階だけでは、自分で考えた仕事はせいぜい
・いっぱい電話かけた
・訪問した
・商品を売った
くらいにしかならへんかもしれんな。
けど、実はこの中にもさらに「自分が考えて、自分で行動した仕事」が隠されている。なにかわかるか?
「いっぱい電話をかけた」と思う人は、まず「電話先のリストを洗い出す」ことをせなあかんやろ。そこから電話をかける人を選定するときに、リストの中からどのように優先順位をつけていき、優先順位別にアプローチしたのかも、自分が考えて行動した仕事に当てはまるんとちゃうかな。
他にも、訪問して商品を売るまでには、以下のような仕事が必要になる。
・訪問先を選定したり
・この商品が売りたいと考えたり
・この商品のPRポイントを自分なりにまとめたり……
どうやろうか?この全部、上司に言われるがままにやったんやろうか?
もし、君が訪問先リストをもらって、自分で訪問する人を選んで、自らで向いて商品PRをして売れたとしたら……
ここまでで君らには、「必要だと思うお客さんを見極めるためのターゲット選定力」や「自分なりに商品の特徴や強みを洗い出し、それをわかりやすく相手に伝える能力」などがあることがわかる💡
「自分がやったと思う仕事」といわれると、大体の人は成果や結果が出たことを選びやすくなる。けど、言われたとおりやって結果がでました、ではあんまり意味がないんよな。
自分が考えて、自分が行動した、自発性のある仕事に本来の価値がある。
もちろんそのうえで、成果が出ればせそれは大満足や。
仕事の深堀りでは、「自分では自然に当たり前にやっていること」にも着目して、仕事を洗い出していってな。
ここに、君だけの強みがあったりするんやで。
やり方は、紙に具体的に書き出したり、第三者に話を聞いてもらいながら整理してみるのもおすすめや。
ステップ3:仕事をアウトプットしていく
最後は、それを人に言える状態にまでアウトプットしていく作業が必要になる。
これがいわゆる、職務経歴書を書いたりする作業になるんやけど……
言語化するためには、とにかく人に聞いてもらったり、添削してもらうのが一番よかったりするんや。
ステップ1〜2まではすんなりできても、3が意外とできへん…という人は、職務経歴書の添削のために転職エージェントを利用するのもひとつの方法やと、パイセンは思うで💡(あんまり職務経歴書の添削を丁寧にしてくれるところって少ないから、困ったらパイセンに聞いてや〜〜〜)
自分の市場価値を最大化させるためのポイントは、社会と自分との「WIN-WIN」の関係を築くこと
自分のありたい姿だけを意識していては、チャンスをもらうことはできへん。
自分が社会に必要とされていることを知って、そのためにできることがあって、社会と自分がWIN-WINの関係を築ける状態になってはじめて、「自分のありたい姿」のために、選べる選択肢がみえるんや。
社会と自分が全くWIN-WINではないのに、自分ではそれに気付かず、ただ「ありたい姿」だけを伝えても、会社や業界はそれを受け入れてはくれない。
でも、「自分ができる範囲」だけで仕事を受けていても、「ありたい姿」を実現するためのチャンスをもらうのは難しい。
自分サイドからの一方的な願望=ありたい姿と、世の中に必要とされていることが合致してはじめて、チャンスをもらいやすい場所やチャンスを与えてくれやすい場所にいけるということを、忘れるなかれや!💡
ちなみにこの“ありたい姿”を出すためには自己理解が必須になるわけなんやけど、このあたりに関しては前回のノートでも詳しく解説してるから、「???」な人はまずここから読んでみてな!👇
まとめ💡転職までに必要なそれぞれのステップ!
いざ「転職したい!」と思っても、何からすればいいかわからない…という人のために、パイセン流、オリジナルチャートをつくってみた
今の仕事やキャリアに不安があるけど…まずなにから始めたらいい?という人は、ぜひこのチャートを参考にしてみてや〜💡
今のチャートで、グレー以外のなにかしらの色に当てはまった人は、ぜひこの週末にやってみてほしい!
ひとりでそれを実現するのが難しい場合は、エージェントに声をかけてみるのもありやと思うで!💡(エージェントの選び方についても記事を出していく予定やから、待っててな〜〜)
少しでも良いなと思った人は、パイセンのTwitterのフォローや拡散もしてくれたらめっちゃ嬉しいで!○
それでは、また次回の記事で会おう〜💡ほなな〜〜