「ここまで伴走してくれる転職エージェントは他に存在しないと思った」ゲームセンターからリクルート無形営業への転職を成功させた理由
近年第二新卒という呼び名が定着してきたように、新卒入社から3年以内の転職人口が拡大しています。ある調査によると、第二新卒を含む求人件数はこの5年間で約130%増加しているという結果も出ており、市場におけるニーズも増加の一途を辿っています。
今回ご紹介するのは、第二新卒でゲームセンター勤務からリクルート入社という難易度の高い転職を実現されたRさんの転職活動です。 フィーリングで進めていたところから徹底的に言語化を進めたRさんの転職活動を、弊社コンサルタントの上山と振り返ります。
ゲームセンターで勤務しながら生まれた悩み
―これまでのキャリアについて教えてください。
Rさん:現在社会人2年目で、新卒で大手ゲームメーカーに就職しました。
アーケードゲームやコンシューマーゲームなど様々な部署があるのですが、私はゲームセンターで働く部署に配属となり、景品の発注・納品・景品入れ替え・機械のトラブル対応などを主業務として勤務していました。
―知名度も高い安定した企業にご入社された印象ですが、なぜ2年目で転職活動をしようと思ったんですか?
Rさん:自分の力が発揮できていない・スキルが身に付いていないという感覚が強く、将来への不安を感じたためです。
お給料は同世代と比べて高めで満足していたのですが、それは自分の成長によるものではなく、会社全体の業績によるものでしかないと感じていました。5年後、10年後に給料やスキルは上がっているのか?ということについて考えると不安が強く、もっと自分自身のスキル研鑽をしていく必要があると考えました。
―なるほど、環境に甘んじるのではなく自分の成長を目指していたんですね。そもそも新卒でその企業を選ばれた理由は何だったんですか?
Rさん:小学2年生から大学4年生までずっと卓球を続けていたんですが、部活に夢中で、正直あまり深く考えずに選んでしまいました。大きい会社で給料が良く、世間体がいいからという理由で選んだだけで、ゲームセンターという職種については特に考えられていませんでした。
―Izulの初回面談の印象はいかがでしたか?
Rさん:知人からIzulを勧められたことがきっかけで登録したんですが、初回面談のときから上山さんはすごく熱意があり、言語化も上手で、キャリア理論をわかりやすく説明してくれました。初回の面談で「この人となら良いキャリアが描ける」と思いましたね。
面接で人柄を知ってもらうために
―上山から見てRさんの印象ってどうでしたか?
上山:初回の面談では、キャリアに対してモヤモヤはしているけど、何に向けて頑張ればいいのか分かっていない印象でした。やりたいことあるの?って聞いたら「FXで稼ぐ」みたいな回答が返ってきてましたね(笑)。
なので最初の方で、Izulの考え方である「やりたいことを先に選ぶのではなく、できること・得意なことを増やしていくことで、やりたいことが出来た時に選べる立場になる」といった、「将来やりたいことが出来た時に、それを選べるようになる土俵に立つためのキャリア」を作って行こうという話をしました。
―その話がRさん的にも刺さったんですね。
Rさん:そうですね。僕自身、やりたいことをすごく探していたんですけど、正直なところやりたいことなんてないし、とにかく自分の強みを生かせることを見つけるのが今最優先するべきことなのかなと身に沁みて感じました。
―転職活動で1番何が大変でしたか?
Rさん:面接練習ですね。模擬面接も10回くらいはしましたが、何度やってもうまく話せずOKが出ないのが悔しかったです。特に、相手に分かりやすく伝える力やビジネスマンとしての話し方のトンマナについて毎回フィードバックをしていただいて、何度も練習しました。
あとは仕事以外でも自身のポテンシャルやスタンスを伝えるために、小学校からずっと打ち込んできた卓球の話に繋げてアピールできるよう、面接の動線など徹底的に対策していました。
上山さんにアドバイス頂いて経歴欄にも卓球の入賞実績を記載して、面接で必ず質問をしてもらえるように工夫してましたね。
上山:一貫して卓球を継続的に頑張っていて、中高大学時代それぞれで全国大会3位の入賞経験があってきちんと結果に繋がっていることがすごかったので、どうやってそこまで至れたかの経緯の棚卸しもかなりやりました。
その中で、自分が結果を残すために自ら学びに行く姿勢がRさんは抜きん出ていて。大学時代に自分の課題を俯瞰的に見て、それが大学の練習だと改善することは難しいものだと感じた末に、アルバイトして貯めたお金で中国のトレーナーに習いに行ったりしているんですよね。
そういったエピソードを含めながら、課題→打ち手→結果と構造的に話せるように練習していきました。
早朝から深夜までの徹底伴走
―棚卸しは順調にいきましたか?
上山:スポーツマンあるあるかもしれないんですが、Rさんはフィーリングで物事を進めてきている節があったので、プロセスの言語化は結構大変だったと思います。
―仕事の棚卸しはどんな感じで進めていったんですか?
上山:メイン業務がクレーンゲームの景品の配置換えや発注業務といった定型業務で、それだけではどうしても戦えないので、業務の深掘りをしていきました。
その中で売上が105%以上達成していたりMVPを取っていたりされたことがわかり、CVR向上のプロセスなどを構造化して一緒に面接向きな内容に仕上げたんです。
でもいざ面接練習すると、言葉に腹落ちしなくてRさんが話せないっていう問題が起きてしまったんですよね。なのでそこから更にエピソードを深掘りしていったところ、転売ヤー対策を自ら考えて実行した話が出てきて。今まで練習してきた構造化・言語化を活かして、Rさん自身が話しやすい内容に再構成していきました。
Rさん:1回目に仕上げてもらった時は、自分の言葉にならなくて正直話しにくかったんですが、再構成した2回目以降はトータルで26回も面談してもらった甲斐もあり、しっかり自分の言葉で話せるようになったので、本番の面接では余裕すら感じるようになっていました。
―見事リクルートの販促領域での内定を勝ち取られましたが、今後のキャリアプランや展望があれば教えてください。
Rさん:まずは営業職としてとにかくビジネススキルを上げていきたいです。そして得た営業の知見を生かして、次に自分がやりたいことを見つけて、更に突き進んでいこうかなと思っています。
結構ハードなお仕事というのは聞いているんですが、覚悟して選択しているので持ち前のやり切り力を活かしていきたいです。
―最後にIzulの支援はいかがでしたか?
Rさん:ホームページ通りの「圧倒的伴走力」という言葉に尽きますね。
他のエージェントも何社か試したのですが、求職者への寄り添い力が圧倒的だなと。ここまでするエージェントは他にないんじゃないかと思ってます。
私の都合で朝6時や夜23時から面談スタートすることも多かったんですが、上山さんはそんな時間でも対応してくれるし時間も絶対に守ってくれる。社会人として当たり前ですけど、朝6時なんて5分とか遅刻しちゃいそうになると思うんですよ。それでもしっかり守ってくれるのも信頼を置けるなと思いました。
―上山もいい支援をしてくれたなと思うんですが、Rさんもそこまで頑張ろうってやってたっていうのは何がポイントだったんですか?
Rさん:ここまで支援してくださる方って、多分いないんだろうなって思っていて。
返しではないですけども、その熱量に対してアクションを起こさないのは自分の中で何か違うなと思いました。上山さんがとても頑張ってくださったから、それに応えようっていうのが一番の頑張れた要因ですね。
上山:嬉しいですね。Rさんは転職をする前の昔の僕と重なるところがあって、だからこそ転職の機会を通して、人生の選択肢の幅を広げて欲しいと思っていました。
仕事は苦しいものではなくて楽しいものだということも分かってほしかったし、その「楽しい」の中で自分のやりたいことを見つけた時にそれを選び取る力も付けて欲しいです。リクルートはその力をつけることが出来る企業なので、頑張ってほしいなと思っています。
ーありがとうございました!