提案してほしいのは「エモーションテックが欲しい人」。Izulならそれができた|株式会社エモーションテック様
「より従業員がイキイキと働ける環境を作る」「お客様が笑顔になるサービスを提供する」……。多くの企業が掲げるゴールではありますが、それを実現するのは容易なことではありません。
実現のカギとなるのが、人の「感情」を「テクノロジー」を使ってとらえる体験マネジメント。今回お話を伺ったのは「顧客体験」「従業員体験」のマネジメントサービスの開発・運営をする株式会社エモーションテック(以下、エモーションテック)です。
Izulはそんなエモーションテックの採用をご支援しています。今回はエモーションテック 取締役の飯尾さん、そしてHR担当の志賀さんに、Izulのご支援についての率直な感想を伺いました。
<プロフィール>
飯尾 礼治 (いいお れいじ)さん:株式会社エモーションテック 取締役
共同創業者。大学卒業後、証券会社で主に法人営業に従事。退職後、早稲田大学ビジネススクールに入学。在学中の2013年3月に株式会社エモーションテック(旧 株式会社wizpra)を共同創業。
志賀 幸代(しが さちよ)さん:株式会社エモーションテック HR。
大学卒業後、ベンチャー企業にてマーケティング部署の立ち上げや、大企業・外資企業のマーケティング支援等に従事。2018年に株式会社エモーションテックにコンサルタントとして入社し、日本の大手企業を中心にCX運用支援を担当。
中田 潤一(なかた じゅんいち):株式会社Izul 代表取締役
https://izul.co.jp/consultants/nakata/
續 慶一(つづき けいいち):株式会社Izul 執行役員
https://izul.co.jp/consultants/tsuzuki/
従業員・顧客・企業の三方よしを叶えるための感情分析
―エモーションテックの事業内容を簡単に教えてください。
飯尾:私たちは、「イキイキと働ける世の中」の実現を目指し、クライアント企業の顧客体験(CX)、従業員体験(EX)といったものを、プロダクト × データ分析 × 人によって支援していくサービス「EmotionTech」を開発・提供している企業です。
ビジネスを立ち上げたばかりのとき、感情をないがしろにされやすいこの世の中で、そこに向き合いながら世の中をよくしていくことが実現できないかと始めたのがエモーションテックです。
ビジネスを営んでいると、会社の売り上げを上げることが目先の目標となりやすいですよね。ビジネスマンの行動も、売り上げの数値がわかりやすい指針となりがちです。ですが、その数値を上げるためだけにお客様に対して必要のないプロダクトを売ってしまったら……。それはお客様にとってもよくないし、長期的な目で見ればお客様が離れていってしまい、会社の損失にもなりかねない。
私たちはそんな世の中において、お客様や従業員の体験や感情をデータとして活用することで、「従業員・顧客・企業の三方よし」を目指そうとしています。
續:CX、EXといった業界は、これからより重要視される世の中になってくると思います。世の中のサービスがコモディティ化していくなかで、どういったところで差別化していくのか、どういったところでお客様に愛されていくのかは重要なポイントですよね。従業員がイキイキと働けば、サービスや商品のクオリティもあがっていきますし、提供するものがよいものであればあるほどお客様に愛される企業になっていく。その最初の一歩となるのが、「お客様を知るデータ」もしくは「従業員を知るデータ」であるということですね。
飯尾:そうですね、例えばCXの領域。お客様にとって魅力的なサービスや商品を提供し続けるためには、お客様がそのサービスや商品を通してどのような体験を得ているかを考えていくのが得策です。データをもとに課題を見つけ、それを解決していくサポートをしていくという繰り返しによって、我々が目指す「三方よし」が達成できるのではないかと考えています。
受け身ではなく、提案型の転職エージェント
―採用においてIzulをご利用いただいてみて、率直な感想はいかがですか?
飯尾:Izulを利用し始めたのは、グループ会社である株式会社プレイドからの紹介がきっかけでした。「Izul、いいんですよ」って(笑)。じゃあお願いしてみようかなと。ありがたいことにエモーションテックでも「会ってみたい」「話してみたい」という方を多く紹介いただいています。
志賀:よくあるケースだと、「こんな人が欲しいです」という要件をエージェント側にお伝えし、何名かご紹介いただいてからお互いのチューニングを合わせていくことが多いのですがIzulはちょっと違って。なにも話していないのに、ドンピシャな求職者をご紹介いただいているんですよね。実は、Izulからご紹介された方に関しては、書類でお見送りをしたことはほとんどありません。
續:とてもうれしいです! 初めてエモーションテックさんとお話したときに多少のチューニングはあったかもしれませんが、組織が今どんなフェーズにいるのかなどを把握したうえで「じゃあこのポジションが今必要なのだろう」と考えながらご提案をしています。「こんな人が欲しいです」という受け身ではなく「じゃあこんなポジションどうですか」という提案ができるのが強みかもしれません。
―志賀さんと續さんは採用において実際のやりとりも多いかと思いますが……。
志賀:いい意味で、ラフなんですよね。ほかのエージェントさんだと、すべての連絡にビジネスライクな細かいお返事をいただくことが多いんです。それが悪いわけではなく、助かったことももちろんあるのですが、續さんとはいい意味でゆるいお付き合いができます。緊急性があればお電話をいただけますし、わかりやすくてありがたいですね。私にはIzulとのやりとりはわかりやすくて助かっています。
續:そんな関係を作れていたからこそのエピソードがあって、先日Izul経由でご入社いただいた方がいるのですが、実は1度お見送りのご連絡をいただいていて。
志賀:一度はお見送りをしたものの、そのときにはすでに「次に募集開始するポジションなら当てはまるかも」という考えがあったので、募集要項を作ったらすぐに續さんにご連絡しようと思っていたのですが、当日は私が忙しくてなかなか連絡できず。そうしたら續さんから電話がきて「そのポジションで、もう一度チャレンジさせてもいいですか!?」と(笑)。續さんもお忙しいはずなのに、うちの求人を見てスピード感持ってご連絡いただけたのはとても助かりました。
續:その求職者のエモーションテックに対する熱量が高く、お見送りの連絡をいただいた時も本人に伝えるのが辛くなってしまうほどだったんですよね。「切り替えてほかの会社を受けていきましょう!」とも言えないくらいで。そんな時にエモーションテックから届いた「新規求人のお知らせ」を見て、見送りにはなってしまったけどダメ元で電話してみよう! と(笑)。結果ポジションがマッチし、現在はエモーションテックでとても楽しく働いていると伺っています。
中田:EXの領域って、今採用市場においてとても人気があるんです。やりたい思いがある方はたくさんいると思うのですが、その「やりたい」はその企業のサービスにマッチしているのか?と考えることが多々ありますね。今回の例はその典型的な例で、「エモーションテック」でやりたいからこそマッチできた採用だった、ということだと思います。
100人の壁を超えるために求める「人材の質」
―エモーションテックの今後の展望を教えてください。
飯尾:現在、エモーションテックは80名規模、今年度中には100名を超える規模の企業になっていきます。ビジネスとプロダクトをもっと強化させ、俗にいう「100名の壁」を超える時にもっと加速できるよう、準備を進めています。
もちろん人は増やしていこうと思っていますが、エモーションテックで活躍してもらうための基準がブレてしまうと意味がなくなってしまいます。「エモーションテックが欲しい人材」をIzulには今後もご紹介いただきたいと思っています。
―ありがとうございました!